2012年03月23日

妊娠・出産・子育て経験

母子フィジカルサポート研究会正会員
葵区で「子育てママの整体サロンめっこ」をしています、
助産師のめっこです。

以前の記事でも書きましたが、
助産師…。と広辞苑で引いてみると、

分娩を助け、また妊婦・褥婦・新生児の保健指導を職業とする者。
とあります。

大学を卒業したばかりの助産師も、
大ベテランの助産師も、上記のような仕事をするもの。とされているわけです。

新人の頃は、自分が妊娠・出産したこともなく、
もちろん子育てをしたこともない。
初めて抱っこした本物の赤ちゃんは、
看護学校の母性実習だった…。

なので助産師として、妊婦さんや産後のママに
生活指導や育児指導をするのは、
指導をする私も、
「これで安心してくれたかな?」とか、
「間違ったことをお伝えしていないか?」
不安になりました。

でも、私自身不安になりながらも、
一生懸命お話を聞いたり、説明したりをしていたので、
そういう気持ちは伝わったのではないか?
と勝手に自己判断しています。

では今の私はどうか?

かれこれ助産師になり10年以上たつので、
妊婦さんや産後のママたちに
生活指導や育児指導をさせていただく経験もたくさん積みました。

そうすると、時々
「めっこさんは、お子さん何人いるんですか?」
聞かれることがあります。

残念ながら、結婚して10年以上ですが、
私自身にまだ子供はいません。

まだ自分自身が経験していないのに、
いろいろお話させていただくことに疑問を感じたこともありますが、
これは助産師としての仕事でもあるし、
子供がいないのに、「います」と嘘をつきたくもないですし…。

これまで私が勉強してきたこと、
たくさんの妊婦さんとママさん、赤ちゃんから頂いたこと。
これを参考に、その方にあった保健指導をしているつもりです。

ご自身の経験がたくさんある助産師を羨ましく思うこともあります。
ただ全員ではもちろんありませんが、
ご自身の経験を相手に当てはめようとする方もいるのを見ていて…。

あくまで自分の経験。これも大切だけど、
相手は自分と同じではないのですよね…。

私も時々理想的なことは言ってしまいますが、
こちらもあくまで理想的な生活。
その方の生活や体の様子はそれぞれ違うので、
目指すゴールも違うし、決めるのはご本人なのです。

なるべくその親子が親子らしく生活ができるように、
自分自身の経験はないけれど、
初心を忘れずに頑張っていきたいと思ってます。


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